今回は長野県の塩尻市について紹介します
長野県をお仕事で訪れる際や観光される際の参考になれば幸いです
本記事の内容をご理解いただくと以下の分かります
- 塩尻市の特徴
- 塩尻市の名前の由来
- 塩尻市のおもな見どころ
それではさっそく内容に入ります
塩尻市(しおじり市)の特徴
塩尻市は長野県中部(中信地方)の市
長野自動車道塩嶺(えんれい)トンネルをでると塩尻市
長野自動車道塩嶺(えんれい)トンネルは塩尻市と岡谷市を結ぶトンネル
塩尻市は昔は中山道の伊那街道と善光寺街道の交わる交通の要所として発展しました
現在は、
- 長野自動車道塩尻IC
- 国道20号線
- 国道19号線
- 国道153線
が合流しています
『塩尻』という名前の由来
塩尻という地名の由来は
信州には海がなかったため塩を生産することができませんでした
そのため行商人が塩を売りに来たそうです。日本海側と太平洋側からそれぞれ塩を運んでくるとそれぞれの塩売りたちがこの塩尻のエリアで合流することが多かったことから地名に『塩』がついているといわれています
また、各地を回って塩を売り歩いているとちょうどこの塩尻近辺で塩が売り切れてしまうことが多かったらしく塩尻(しおじり)という名前が付けられた
いわれています
塩尻市のおもな見どころ
平出遺跡
塩尻市内には日本三大遺跡のひとつと言われている平出遺跡があります
平出遺跡では縄文時代から平安時代までのそれぞれの時代の住居、建物を見ることができす
日本三大遺跡は諸説ありますが
- 佐賀県 吉野ヶ里遺跡
- 静岡県 登呂遺跡(とろいせき)
- 長野県 平出遺跡
といわれている
歴史公園 平出博物館
- 住所 長野県塩尻市大字宇賀1011の3
- 電話番号 0263の52の1022
- 営業時間 9時から17時まで(入館は16時30分まで)
- 定休日 月曜日、祝日の翌日、年末年始(12月29日から1月3日まで)
- 駐車場 普通車 50台、大型バス10台(無料)
- 料金 一般300円 /小・中 無料 /20名以上の団体240円
- アクセス JR塩尻駅から徒歩15分、
JR塩尻駅のぶどう棚
JR塩尻駅の3,4番線のホームの端には日本で唯一ぶどう棚があるホームとして有名です
昭和63年に塩尻のブドウワインのPRの一環として植えられたのがはじまりです
塩尻駅の駅員、市の職員、ボランティアの方々が管理と収穫をされているそうです。
品種は『ナイアガラ』と『メルロ』です
駅構内で収穫された『メルロ』はワインになります
残念ながら収穫量が限られるためいつでも購入できるわけではなく、期間限定の抽選販売になります
興味がある方は塩尻市の観光協会のSNSなどをチェックしてみてください
駅構内で収穫されたブドウで造られたワインというのは世界的に例がないため海外メディアでも取り上げられたことがあります
桔梗ヶ原
またJR塩尻駅から南西2kmほどの地点にはブドウ畑が一面に広がる『桔梗ヶ原』があります
『桔梗ヶ原』 はワイン作りとブドウ栽培がほぼ同時にはじまった長野県ですが 桔梗ヶ原 は長野のワイン発祥の地と言われている場所です
長野県のワインバレーについて知りたい方はこちらの記事も確認してみてください
塩尻市のまとめ
いかがでしたか?
今回は長野県の塩尻市について紹介しました
塩尻市についてのポイントは以下になります
- 交通の要所として発展した土地
- 名称の由来は『塩』
- 日本三大遺跡の【平出遺跡】がある
- JR塩尻駅には日本に唯一ぶどう棚がある
- 長野県のワイン発祥の地
以上です
ぜひ塩尻市を訪れる際には参考にしてみてください