鳥羽水族館(とばすいぞくかん|鳥羽市〈とばし〉)
― 日本で唯一、ラッコに会える水族館
三重県・鳥羽市にある鳥羽水族館は、
数ある日本の水族館の中でも、今とくに注目を集めている場所です。
その理由ははっきりしています。
日本でラッコに会えるのは、いまや鳥羽水族館だけだからです。
かつては複数の水族館で飼育されていたラッコですが、
高齢化や輸入規制などの影響により、
現在、日本国内でラッコを飼育・展示しているのは鳥羽水族館のみとなっています。
鳥羽水族館のラッコが特別な理由
鳥羽水族館で暮らすラッコたちは、
その存在自体がとても貴重です。
ラッコは飼育が難しい生き物として知られており、
健康管理・食事・環境づくりには高度な技術と経験が求められます。
そんな中で、鳥羽水族館は長年にわたりラッコの飼育を続け、
日本におけるラッコ飼育の最後の砦とも言える存在になっています。
ガラス越しに間近で見られるラッコの姿は、
想像以上に表情豊かで、
貝を器用に割る仕草や、仰向けに浮かぶ姿に思わず見入ってしまいます。
「かわいい」だけじゃない、命を伝える展示
鳥羽水族館の魅力は、
ラッコを“見せもの”として扱っていない点にもあります。
展示には、
- ラッコの生態
- なぜ日本で見られなくなったのか
- 自然環境と人間との関わり
といった背景が丁寧に紹介されており、
「かわいい」で終わらせない工夫がされています。
ラッコの展示を通して、
生き物を守ることの難しさと大切さを自然と考えさせられる構成です。
日本最大級の展示数を誇る水族館
実は鳥羽水族館は、
日本で最も多くの種類の生き物を展示している水族館でもあります。
館内では順路が決められておらず、
自分のペースで自由に回れるのも特徴です。
ラッコ以外にも、
- ジュゴン
- アシカ
- ペンギン
- 深海生物
など、ここでしか見られない展示が数多くあります。
その中でもやはり、
「ラッコがいる」という事実が、
鳥羽水族館を唯一無二の存在にしています。
アクセスしやすく、旅程に組み込みやすい
鳥羽水族館は、
鳥羽駅(とばえき)から徒歩約10分とアクセスも良好です。
伊勢神宮や伊勢志摩エリアの観光と組み合わせやすく、
- 雨の日の観光
- 家族旅行
- 一人旅の立ち寄りスポット
としても使いやすい場所です。
まとめ|「今、行く意味がある水族館」
鳥羽水族館は、
ただ生き物を見る場所ではありません。
日本で唯一ラッコに会える場所として、
その存在自体がとても貴重で、
「今、訪れる意味がある水族館」です。
かわいさに癒されながら、
同時に命や自然について考えさせてくれる。
そんな体験ができるのが、鳥羽水族館の最大の魅力です。
三重県を訪れるなら、
ぜひスケジュールに加えてほしい観光スポットです。

