2013年静岡県と山梨県の境にある日本を象徴する山富士山は25の構成資産とともに世界文化遺産に2013年に登録されました
今回は富士山とともに世界遺産に登録された富士五湖について紹介します
本記事の内容
- 富士五湖とは
- 富士五湖の特徴
- 富士五湖周辺の観光地
富士五湖とは
富士五湖は富士山とともに世界遺産に登録された日本を代表する観光資源のひとつです
富士五湖は山梨県側の裾野に半円上に配置されている5つの湖です
- 山中湖
- 精進湖
- 河口湖
- 西湖(さいこ)
- 本栖湖(もとすこ)
に分かれています
富士五湖各湖の特徴
順番に各湖の特徴について紹介していきます
山中湖
富士五湖の中で一番大きい
周囲13km
標高982m
ということで約1000m近い標高にある湖
上空からみると大きなクジラに見えると言われています
河口湖
富士五湖のなかで一番最初に栄えたのがこの河口湖エリアと言われています
富士五湖のなかでは2番目に大きな湖と言われています
周囲20km
山中湖よりも周囲の長さが長いのかというと湖畔がとても入り組んているためと言われています
標高は833m
水深は富士五湖の中で一番浅い13m
富士五湖の中では一番標高が低いところにある湖です
昔は富士山が見える場所には温泉が湧かないと言われていましたがこの河口湖周辺には4か所源泉があり河口湖温泉郷としてにぎわっている場所です
また大石公園、八木崎公園では5,6月にきれいなラベンダーが咲き誇ることでも有名
ラベンダーソフトがおすすめです
西湖(さいこ)
西の湖とかいて『さいこ』と呼びます
別名『乙女の湖』と呼ばれています
標高902m精進湖、本栖湖と標高が同じです
富士五湖の中では4番目の大きさ
平成22年に70年前に絶滅したと言われていたクニマスがさかなクンによって発見されたことでも有名な湖です
西湖と富士山との間に木が生い茂っているエリアが有名な青木ヶ原樹海です
富士山は記録上では3回大きな噴火をしたと言われているのですが2回目の噴火(863年)のときに富士山から西湖の方向にむかって溶岩が流れてきたと言われています
この溶岩のことを青木ヶ原溶岩流といわれていてこの溶岩流の上に原生林が生えて青木ヶ原樹海になったと言われています
青木ヶ原樹海は上空からみると四方16kmに渡って緑色の海のように広がっています
青木ヶ原樹海は日本三大野鳥の生息地として言われています
精進湖(しょうじこ)
精進湖と書いて『しょうじこ』と読みます
いちばん小さい
周囲7kmほど
富士山と精進湖の間みえる山が即火山の大室山です
ココから見ると富士山が大室山を抱っこしているように見えるので『子抱き富士』と呼ばれます
明治時代にイギリス人が『ジャパーン・ショージ』と言って宣伝したと言われています
明治28年には精進ホテルがオープンして外国人観光客でにぎわったと言われています
標高は902mで西湖、本栖湖と標高が同じです
本栖湖(もとすこ)
本栖湖と書いて『もとすこ』
山中湖・河口湖に続いて3番目に大きい湖と言われています
標高は西湖、精進湖と同じ902mです
富士五湖の中でが最も水深が深いとされていて138mあります
水深が深いこともあり湖の色が藍色の深い色をしている
千円札の上側はここ本栖湖から撮影したものが使われている
昭和10年に富士山の写真家の岡田紅葉(おかだこうよう)さんが撮影した『湖畔の春』という題の作品が千円札に使われています
本栖湖は芝桜で有名なスポットでもあります
毎年5月に80万株が咲き誇ります
せの湖とい湖が富士山の2回目の噴火の際に3つの湖に分断されたと言われています
この3つの湖というのが西湖、精進湖、本栖湖です
ちなみに3つの湖に分断されたいまも深水でつながっていると言われているため標高が同じと言われています
富士五湖周辺の観光地
山梨県を代表する観光地のひとつになっている富士五湖ですが周辺にはぜひ立ち寄ってほしい観光地が複数あります
今回はそのなかでもおすすめスポットを厳選して紹介します
・河口湖オルゴールの森美術館
・富岳風穴
・天上山
ぜひ山梨県を訪れる際には立ち寄ってみてください