【神奈川県】歩いて観光!六地蔵【鎌倉】

神奈川

由比ヶ浜大通りの中ほどの道のかどに赤い頭巾をかぶった六体のお地蔵さんが並んでいます

こちらは六地蔵(ろくじぞう)と呼ばれています

今回は鎌倉観光の見どころのひとつ六地蔵について紹介します

ぜひ興味のある方、鎌倉を訪れる予定がある方は内容を確認してみてください

なお本記事を読むと以下のことが分かります

本記事の内容

  • お地蔵さんが安置されている理由
  • なぜ6体地蔵が並んでいるのか
  • 句碑があるが誰の句なのか

トリ氏
トリ氏

それではさっそく内容にはいます

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【神奈川県】六地蔵【鎌倉】

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お地蔵さんが安置されている理由

この場所からやや北に鎌倉時代の刑所があり、この刑場の罪人の霊を弔うのが六地蔵の始まりと言われています

なぜ6体のお地蔵さんが並んでいるのか?

6体地蔵が置かれたことにはいろいろと説がありますが、仏教では人間の苦しみというのは6種類つまり六道(りくどう)に分かれていると言われています

そのため地蔵がそれぞれの苦しみから救ってくださるように6体のお地蔵様が並べられて安置されてるそうです

なお六道とは

  • 天道
  • 人間道
  • 修羅道
  • 畜生道
  • 餓鬼道
  • 地獄道

のことを指しています

日本だけでなく世界的にも人気作品の『NARUTO』にはこの六道をモチーフにしたキャラクターやお話も含まれているのぜひ興味がある方はこの機会に見返してみてください

句碑があるが誰の句なのか

六地蔵には句碑があります

句碑には以下の俳句が書かれています

『夏草や つわものどもが 夢の跡』と書かれた句碑がある

意味は

『今は夏草が生い茂るばかりだがかつてここは武士たちが栄誉を求め奮戦した跡地である 今は何もない、すべて夢となって過ぎ去ってしまった』

という人生の儚さを説いた句ともいわれています

トリ氏
トリ氏

この句を詠んだ奥の細道でおなじみの松尾芭蕉です

この句が実際に詠まれた場所は鎌倉ではなく今の岩手県の平泉ですが松尾芭蕉を偲び有名な句のひとつ『夏草や つわものどもが 夢の跡』とかかれ句碑を立てられています

六地蔵のまとめ

いかがでしたか?

今回は鎌倉のみどころのひとつ六地蔵について紹介しました

本記事の内容を理解してくださったかたはなぜ六地蔵が建てられた理由や6体地蔵が並ぶ理由についてもわかっていただけたと思います

ぜひ興味を持った方はご自身で実物を見に行ってみてください

所在地については以下の地図を参考にしてください

なお松尾芭蕉に興味がある方は一度『奥の細道』をお読みいただくこともおすすめです

ぜひまだ読んだことがない方はこの機会にお手にとってみてください

鎌倉のおみやげについてはこちらの内容を参考にしてみてください