マゴキ・アッタリ・モスク
ウズベキスタンの最古のモスク
所在はブハラのラビハウズの近くにあるこのモスクあまり大体的に取り上げられることもないので知らないとそのままスルーしてしまう人もいるかもしれませんがこのモスクはウズベキスタンで最も古いモスクと言われています。
ちなみにウズベキスタンで最も古い建造物はイスマーイール・サーマーニ廟です。
この建物はあくまでウズベキスタンの現存するモスクのなかで最古ということなのでその点間違わないようにお気をつけください。
特徴
このモスクはもともと地中に埋められていたそうです。
1936年に発見されていまの状態になっています。もともと土に埋まっていたということもあり周囲よりも5mほど低い位置にこのモスクはあります。
最古のモスクであるけれど構造はすごく凝っている造りになっています。壁面は三層にわかれていて一番下が彫刻されたレンガ、真ん中がアラベルク模様の層になっております。そして一番上が最も新しい層になっています。
実はこの層ごと宗教が違います。
最下層は仏教寺院、真ん中はゾロアフター教の寺院、そして一番上の最も新しいそうがイスラームの特徴になっているのです。
この構造をみるにこのモスクは何度も破壊されたことがうかがえます。
破壊された後に他の宗教がもとの建造物を利用して上乗せして自分の宗教の建物を建造したからこのような構造になっていると考えられます。
モスクをすべてぶっ壊してまっさらな状態から建造するのではなく、他の宗教の建造物を利用して作るというのはもちろん、コスト面とかそういう理由もあるかもしれませんが~
何より自分の宗教のほうが他の宗教よりも上位である。優れていることを表しているように感じました。
名称
『マゴキ』は『穴の中』の意味です
まとめ
今回はじっくり建造物を見学することはできませんでしたが次回は近くでさらに見学をしたいです。
できれば入場もしたいな~~っと思っています。