ここでははじめての海外旅行のためにむけてビギナー目線で空港到着までの流れから飛行機の機内に搭乗するまでの主な流れを順を追ってまとめていきます。海外旅行に行く際の参考にしていただければ幸いです。
空港へ
飛行機に乗るには空港へ向かう必要があります。忘れ物がないか確認して空港へ向かいましょう。
空港のにはいつ行けばいいの?
自身が搭乗する飛行機の出発時間の3時間前には空港に到着しているのが理想です。理由としてはたいていの航空会社は出発の3時間前からチャックインカウンターがOPENします。このことから各種旅行会社の時間の設定もそのことから出発時間の3時間前に設定されていることが多いです。
空港まで道中不測の事態がおこることも考えられるため早めに到着できるように時間には余裕をもちましょう
空港のアクセスを事前に調べておく
国内利用の際も含め時間には余裕を持って計画を立てることが必要です。遠方の方はリムジンバスを利用して空港へいらっしゃる方もいるかと思います。
リムジンバスの利点としては電車などとは異なり乗り換えがないためとても楽であるということです。日ごろから電車に乗りなれている方は問題ないことかもしれませんが大きなスーツケースを持った状態で慣れない路線で移動するのは思っている以上に大変です。その点ではリムジンバスは直通で目的空港までいけるのでとても便利だといえます。
しかし、事故渋滞などの発生により大幅に到着時間が遅れてしまうことがあります。その場合を考え利用便を選ぶ必要があります。
空港到着
便名の確認
空港の到着したらすぐに便名をモニターで確認しましょう便名というのは【UL455】や【JL25】のことです。アルファベットが各航空会社を表しており数字は各出発時間ごとに異なります。
搭乗する便名を確認して自身の利用する便の空港、ターミナルが間違っていないか確認しましょう。
集合場所(ツアー参加の場合)
旅行代理店などからツアー申込の場合は空港内で集合場所が設けられていることがほとんどです。集合場所は航空会社のチェックインカウンターとは異なる『団体カウンター』になっていることが多いので旅のしおり等で事前に確認しましょう。
ツアー参加の場合は集合場所でeチケットを渡させれることがほとんどです。
eチケットとは「エレクトロ・チケット(電子航空券)」のことです。
eチケットは飛行機の予約確認をすうるためのもので航空券発行の際や紛失の際に提示するものです。
旅行中には大切に手元に置いておいておきましょう。
荷物の最終確認
スーツケースを預ける前に荷物の最終確認をしましょう。一度預けてしまったスーツケースは到着空港まで原則受け取ることができません。逆に機内持ち込むことができないものもあるため再度荷物を確認しましょう。
機内用手荷物に入れるもの
- 貴重品
- パスポート
- リチウムイオン電池などバッテリー
- ライター1本までOK
- 100ml以下の容器に入った液体物は1L以下の透明のチャック付き袋にいれれば持ち込みOKです
スーツケースに入れるもの
- 大きな液体物(機内100ml以下ならば機内用手荷物に持ち込み可能)
- 刃物類
- スーツケースに入れてはいけないもの
- マッチ、ライター
スーツケースに絶対入れてはいけないもの
- リチウムイオン電池などのバッテリー
- 貴重品
- スプレー製品
チェックインカウンター
eチケットとパスポートを準備してチャックインを行います。
チェックインカウンターは航空会社ごと決まっているため自分が利用する航空会社のチェックインカウンターへ行きましょう。
チャックイン
ここでは主に行うことは飛行機の座席をきめ搭乗券発行 スーツケースを預けるという搭乗手続きを行います。
注意点は以下です。
- 目的地までの搭乗券が発券されていること
- 荷物のタグが目的地が正しくなっているか
- 預けた荷物と引き換えにクレームタグ(荷物引換書)を受け取ること
- マイレージカードの提示
*飛行機の座席も希望があればこのタイミングでいいましょう。もちろん座席には限りがあるために必ず希望している席になれるとはかぎりません。
*クレームタグ(荷物引換書)は到着した空港で自分のスーツケースであることを証明するとき荷物が見当たらないとき破損した場合に必要です。必ず受け取り大切に保管しておきましょう。
クレームタグは提示して丁寧に手渡ししてくれる空港スタッフさんもいれば無言で搭乗券の裏側に貼り付けられていることがあるので確認してみてください。
またマイレージ登録をしている方はここでカードを提示することでマイル加算対象の便の場合はマイルをためることができます。
手荷物検査・セキュリティーチェック
用意するものは搭乗券、パスポート
日本は国内線は未開封または蓋ができる飲料の持ち込みは許されておりますが国際線は100ml以上の液体物はここですべて没収対象となります。お気を付けください。
トレーにカバンをのっけてセキュリティーチェックを受ける
パソコンはカバンから出してトレーに置く必要があります。100ml以下の液体物が入った袋は指示されなければカバンに入れたままで問題ないです。
- ポケットの中身はすべてトレーに出す
- ベルトははずす
- 時計は指示がなければ外さなくても大丈夫
- ジャケットなど上着は脱いでトレーに置きましょう。
あと油断してほしくないのですがここからはもう日本であり日本でないと思ってほしいです。このセキュリティーチェック中に盗難にあうこともあります。自身の貴重品から目を離さないように注意しましょう。
税関申告(必要な人のみ)
外国製品を持ち出し届けをここで提出します。どんな時に提出が必要なのかというとずばり外国製品を海外に持ち出す場合には申告が必要になります。申告しないと旅行地で購入したものとみなされてしまうことがあり帰国の際に課税対象となることがあります。高価な貴金属や海外ブランド製品などを持ち出す場合には申告しましょう。心配な方は立ち寄って係員の方に相談するのが一番安心です。
また海外製品以外にも100万円相当の現金、トラベラーズチェック、有価証券を携行している場合は税関の申告が必要です。
出国審査
必要なものはパスポートと搭乗券
出国は自動化ゲート登録していない方は全員有人ゲートを利用となります。自動化ゲートは事前に登録を行っていないと通過できません。
出国審査の際には係の方にパスポートを提示します。もしカバーつけている場合はあらかじめ外しておきましょう。
免税店
搭乗時間に余裕がある場合には免税店でのお買い物もおすすめです。免税価格で買い物を楽しむことができます。ですが搭乗時間をすぎないように注意してください。
ラウンジ利用(対象者のみ)
各種航空会社ごとにラウンジが準備されており、対象者のみが指定されたラウンジを利用することができます。入りたくても資格がなければ入ることができませんのでご注意ください。
主に空港ラウンジを利用することができるのは以下
- ファーストクラス利用時
- ビジネスクラス利用時
- プレエコノミークラス利用時
- 各種アライアンスの上級会員であること
- プライオリティパス所有者
となっております。これらの対象になる方は各自指定されたラウンジを利用することが可能です。
搭乗ゲート
飛行機の出発時間40分前には自分が搭乗する便のゲートで待機するのが理想です。搭乗券に搭乗開始時間が記載されていますがゲートが急遽変更されることもあるために早めに搭乗ゲート付近で待機することをおすすめします。
用意するものパスポート、搭乗券
飛行機に搭乗する順番
搭乗時間になったからといってすぐに飛行機に搭乗できるわけではありません。搭乗は順番に行います。飛行機の搭乗の順番は航空会社ごと案内に違いがありますが次の順番が一般的です。
- 怪我などしていてお手伝いが必要なお客様
- ビジネスクラス、各種アライアンスの上級会員
- エコノミークラスの後方席
- すべてのお客様
という順番で飛行機に搭乗となります。
搭乗の際に係員の方にパスポートと搭乗券を提示
搭乗券は場合によって半券のみ返却されます。この半券も必要書類を記入する際や帰国後マイレージ登録をする際に使うことがあるため旅行中は捨てずに持っていることおすすめします。
機内
自分の搭乗券に記載されている座席に座りましょう。
あとはキャビンアテンダントさんの指示に従いつつ空の旅を楽しみましょう。
渡航先にもよりますが機内食がでる場合は安定飛行に入ってからの提供となります。安定飛行は出発後1時間半から2時間ほどかかります。そのため飛行機にのったらすぐにひと眠りすることが一番良いです。
まとめ
空港到着から飛行機に乗るまでの流れを確認していきました。基本はこんな流れになります。この流れさえさえていれば問題なく飛行機に乗ることができます。ぜひ海外での時間を楽しんできてください。